専門科目の配分
(前回の続き)
専門科目への力の配分について説明します。
まず最も力をいれたのは【ミクロ・マクロ経済学】です。
ミクロとマクロに分かれているものの、専門科目全体としては最もウェイトを占めている経済学を捨てる訳にはいきません。
また、理系の人ならば微積分の知識や、グラフの見方についてのセンスがあると思いますので経済学は必修です。ある程度勉強が進めば出題傾向も掴めてきます。
ここで理系であるメリットを活かしましょう!
次に力を注いだ科目を説明していきます……が、先ほど理系の方に有利な経済学を説明しましたが、以降、 ほぼ暗記ばかり ですので暗記が苦手な理系にとって地獄です/(^o^)\
ですが私がここで伝えたいことは、
「暗記が苦手という意識は捨て、どんな方法でも覚える!」
という意識が最も大事だと思います。
そもそも、行政事務は理系とはかけ離れているので、すんなり勉強できるほど甘くはないと思い、この膨大な知識量に立ち向かいましょう!!
話を元に戻します。
2番目に力をいれたのは憲法です。
憲法は暗記と言っても、「憲法第●●条はどれか」という問題ではなく、
「判例」という、裁判の結果を選択肢の答えとして出題することが多いです。
そしてその判例も限られているので正答を導くことも比較的容易です!
暗記への苦手意識を和らげてくれたのは憲法と感じています。
3番目に力をいれたのは行政法です。
こちらはまた同じ法律でも憲法とは内容は全く異なります。
ただ判例を覚えることで対応できる問題が出題されますし、
似たような単語(例えば『不可争力』と『不可変更力』)でヒッカケをしてきたりするので、要領を得れば選択肢を切ることが容易になってきます。
出題数も多いですし、なにより合格した後の実務にも役に立つかと思うので、それをモチベーションにして頑張りましょう!!
4番目に力をいれた……といってももう科目が多いので
私の場合、あとは似たような時間を等しくかけた形になります。
勉強した順番で言うと、
政治学
財政学
ミクロマクロ経済をやったあとだと経営学もやりやすいと思い、この順番にしました。
これらの、所謂【学系】の学問でのアドバイスは、まず
人の名前と、その人が何をしたかを覚える
ことです。
とにかく公務員試験の内容は人物が多くでてきます。
これらが、どの科目の人物だったかは気にしなくていいので、とにかく過去問を解いて出て来る人物名を洗い出し、何をした人なのかノートを取ることが大事です。
これについてはまた別の記事にでも書こうかと思います。
最後に、ほぼ力を入れていないのは、
民法と労働法です。
刑法は捨てました、まったくの0勉強です。
理由は民法はⅠとⅡに分かれており、量が膨大すぎること。
労働法は出題数が少ないこと。
刑法は内容を掴みにくいらしいことから。
とはいえ民法と労働法も最後の2週間くらいに教材を流し読みする程度は行いました。
見返してみると、労働法は内容も少ないのでもう少しやっておけばと感じました。
以上、2記事続けて時間配分についての概要を書き綴りました。
今後、これらの詳細について記事にしていきたいと思います\(^o^)/